子どものための 学校風土D調査
いじめ・不登校・学力問題等へのソリューション
学校風土の向上は、学校の問題のすべてを改善する

いじめ・不登校・学力問題等へのソリューション
学校風土の向上は、学校の問題のすべてを改善する
いじめ・不登校・学力問題等は、児童生徒を取り巻く学校環境から大きな影響を受けています。学校風土D調査は、学校環境の改善を行うための調査・分析(アセスメント)と、具体的にどのように対応(アクション)するのかを、同時に提供することを目指して開発されたアプリケーションツールです。
調査内容20項目に対して、それぞれに学校風土向上のための「研修ミニ動画」を用意。調査の結果、評価の低い項目については、教職員用画面から動画を再生し具体的な改善方法を学ぶことができます。これは、一つのツールで調査から対応までの役割を果たす、学校風土D調査ならではの機能です。
調査を年間に数回実施し、アセスメントとアクションを繰り返すことで、学校風土向上のPDCA(※)を回すことができます。
※ PDCA[Plan(計画):調査実施時期を計画]、[Do(実行):調査の実施]、[Check(測定・評価):ツールによる学校風土の評価]、[Action(対策・改善):研修ミニ動画に沿った学校風土向上の取り組み]

学校風土を
科学的に評価する
これまでの研究から、「学校風土」は測定できるものであり、向上するためにはどのような調査を行うべきなのかもわかっています。
私たちが提供するツール「学校風土D調査」は、信頼性と妥当性が科学的に確認されている「日本学校風土尺度」を基にしています。文部科学省の委託事業「子どもみんなプロジェクト」やそれに続く研究において、国内外の先行研究や日本の子ども達の回答データに基づき、厳密な統計的検討を経て開発されました。現在、日本で唯一、信頼性と妥当性が科学的に確認された「学校風土」を測定できる調査となっています。

SSとSEの2つの観点で
読み取り具体的に対応
SSとは「スクールセーフティ」。学校において児童生徒や教職員が感じる「安心・安全」を指しています。
SEとは「スクールエンゲージメント」。学校における児童生徒や教職員の「積極的で良好なかかわり」を指しています。
「スクールセーフティ」は、具体的には、多様性が認められ、いじめがない、もしくはなくなるように努力がなされ、適切なルールが運用されることににより、児童生徒や教職員の身体とこころの安心・安全が確保されていることを言います。
一方、「スクールエンゲージメント」は、児童生徒が、学校での活動を友達と一緒に楽しんでいること、友達同士や、児童生徒と教職員との良い関係があることなどを示します。
私たちが提供する「学校風土D調査」は、SSとSEの2軸で学校風土を評価し、具体的な対応へとつなげることができるツールとなっています。

無記名アンケートによる、
高い信頼性と妥当性
学校風土D調査は、科学に基づく調査を行う、信頼性・妥当性の高いアプリケーションツールです。加えて、当ツールで実施される調査 アンケートは匿名性を採用しており、子どもたちの声がストレートに反映されるよう設計されています。また、匿名性を担保することで、子どもたちと教職員の関係に悪影響が出ないという点も大きなメリットです。低評価を回答した児童生徒が特定されることのないよう、あくまでも「学級集団や学校集団全体が、学校環境をどう評価しているか」に焦点化した設計となっています。

20の調査項目+各項目に則した動画研修をセット
学校風土D調査は、20の調査項目(アンケート項目)で実施され、その一つ一つの項目に対して、学校、学年、学級それぞれの評価(偏差値)を表示します。評価が低い場合に、どの項目でどのようにして評価を向上させればいいのか、その方法が分からない・・・といった現場の声を元に、各項目に則した短い動画研修をセットしました。これらの研修動画は教職員用管理画面から、直接再生して視聴することができます。
調査結果の閲覧について
調査結果の閲覧には「学校用」「自治体用」の確認画面が用意されています。
学校用画面の「管理者」権限IDからは、各クラス・学年、学校全体すべての結果を閲覧できます。担任・学年主任の閲覧については「管理者」による許可制となります。許可申請後、担任は自分の学級および学年・学校全体の結果を確認できますが、各担任への配慮から他の学級については閲覧できない仕様となっています。自治体用の確認画面では、各学校、各学年、各学級の学校風土を一覧でみることができ、それぞれの学校ごとに強みや改善点を比較することができます。
学校風土D調査の仕組み
- 児童生徒は無記名でアンケートを受けることができるので、精度の高いデータの収集が可能
- スクールセーフティ(SS)とスクールエンゲージメント(SE)の2つの観点で学校風土を評価
- 各項目別に動画ミニ研修が用意されており、どのように学校風土を向上させることができるのかを教職員が学ぶことができる
- 学校長等管理職は、各学年、各クラスのすべての結果を閲覧でき、かつ各担任や学年主任などに結果の閲覧を許可することが可能(デフォルトでは、閲覧を制限)
- 自治体は、各学校、各学年、各学級の学校風土を閲覧することが可能
- 日本学校風土尺度をベースとする、信頼性と妥当性が科学的に証明されている唯一の調査アプリ

学校風土D調査の特長
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科学的な調査項目に加えて、無記名アンケートにより、精度の高いデータを取得。再現性の高い支援を実施することが可能
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SS(スクールセーフティ)とSE(スクールエンゲージメント)の観点から学校風土をわかりやすく評価するため、具体的な施策(アクション)へつなげやすい
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調査の項目ごとに学校風土を向上させるためのアドバイスとなる研修動画を提供。調査結果への対応をすぐに現場で実行することが可能
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学校風土D調査を繰り返し活用することで、改善すべき点が明確に。その改善策をプランし、実施し、繰り返すことで、さらなる学校風土向上を目指すことができる
学校風土D調査の効果
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1
児童生徒が感じる学校風土、つまり学校生活の質と特徴(学校の決まり、目標、価値観、人間関係、授業、組織などを反映したもの)を、科学的に測定することができます。
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2
学校、学年、クラス毎、男女別の学校風土を見える化します。
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3
学校風土の強みと弱みが明確になるため、学校風土を向上させるために何をすれば良いのか、具体的方法が明らかになります。
学校風土D調査の利用
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無記名アンケートで、友達・教師との関係や学校のきまり、授業についてなど、学校風土に関わる20項目を聞き取り
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アンケート実施後、すぐに学年、学級、男女別の結果を表示。自治体からは学校別の確認も可能
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結果表示画面には、すぐさま学校風土向上にむけて具体的な取り組みを学べる研修ミニ動画を設置
調査ツールの組み合わせにより、
多角的な課題解決が可能です

